イチカについて

天理市のデジタル通貨「イチカ」がはじまります。

支え合いのまちづくりを支えるあたらしい仕くみ イラストレーション

“支え合い”を支える仕くみを天理市のすべての地域に広げていくために、デジタル地域通貨「イチカ」をスタートします。地域の活動や健康増進活動などに参加する市民の方へ「イチカ」のポイントを贈呈し、そのポイントで地域のお店やサービスを利用してもらうことで、地域の活動も、地域の経済も活性化していく。そんないきいきとした好循環をみんなでつくり、“支え合いのまち”天理を、未来へつなげていけたらと願っています。

「イチカ」のアイデアの元となった天理市の地域活動

天理市の域貢献活動・町カ塾 イラストレーション

天理市の櫟本校区では、子どもたちがお祭りなどの地域行事や地域貢献活動に参加したり、地域の公民館でひらかれる学習塾「町カ塾(マチカ塾)」で勉強したときに「マチカポイント」を受け取れる仕くみが住民主導で創られてきました。そのポイントは、“子どもたちの将来の夢実現を応援する”という取りくみに利用されます。未来の「町の力(ちから)」になる子どもたちを地域のみんなで育んでいきたいという想いが込められた活動です。

これからのイチカの広がり

1step

天理市にお住まいのみなさんに「イチカ」を付与

長引くコロナ禍や物価の高騰など、いくつもの出来事が重なり、天理市の地域経済も大きな影響を受けています。こうした中、天理市にお住まいのみなさんの生活を支援するため、そして、困難に直面する地元事業者をみんなで支えるために、市内加盟店舗で使用できるデジタル地域通貨「イチカ」のポイントをデジタルクーポンとして発行します。 みんながポイントを活用して「イチカ」がまちに広がることで、地域のお店や暮らしにも笑顔が広がっていきます。

令和4年秋以降にスタート予定

2step

地域の支え合いを「イチカ活動」として統合

天理市にはすでに、多世代による様々な“支え合い”の活動があります。こうした活動を「イチカ活動」としてひとつにつなぎ、参加する人に「イチカ」を付与します。さらに、あたらしい「イチカ活動」として、各学校を拠点としてゴミの資源化と減量化を地域での絆づくりにつなげ、活動に応じて「イチカ」を付与する仕くみをつくります。

3step

消費された「イチカ」で地域活動を支援

天理市内のお店やサービスで使用された「イチカ」の一部を、こども食堂やフードバンク等の支援などにあてることで、みんなが「イチカ」を使うほど“支え合い”活動に還元されていくような循環を生み出します。自分が地域のために参加した活動によって「イチカ」を集め、さらに、その「イチカ」を地域内で使うことが、より良いまちづくりにつながっていく。持続的に誰かのよろこびにつながっていくような“支え合い”の輪を、みんなの力でつくっていきましょう。

「イチカ」のネーミングについて

イチカという名前は、天理という“市”全体をぐるぐる駆けめぐることで“市”民のみなさんの想いを“一”手に集め、そのチカラを“一”つひとつ紡ぎ合わせて、天理の“市”と人を元気にする。そんな願いが込められています。

「イチカ」のロゴについて

イチカのロゴマークは名前に含まれる2つの「i」をモチーフに、 “支え合いを支える仕くみ” を体現するものとしてデザインしています。人と人のつながりを深め、笑顔あふれる暮らしを広げていきたい、という想いを込めたマークです。

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